糖尿病をウォーキングで改善

糖尿病などの生活習慣病は、運動不足が原因となっていることがあります。

糖尿病をウォーキングによって改善することもできます。
というのは、体を動かすことによって血糖を エネルギーとして
代謝することが可能だからです。

ウォーキングといっても、速いスピードで歩く必要もありません。
また、スポーツをするというよりは散歩をするという感覚で行えば
継続しやすいので、普段着のまま行うと良いでしょう。

歩く距離や速さは自分のペースでかまいません。
できるだけ多く歩くことができるように してゆきましょう。

万歩計を使うとよりウォーキングを楽しむことができます。
週にどれくらい歩くのか目標を設定しておくと、励みになります。
1日におおよそ歩ける歩数が分かってきたら、
向こう一週間、あるいは一ヶ月の間の歩数の目標設定もできます。

体調によっても歩ける距離というのは異なってきますので、
あまり無理をしないようにします。

糖尿病で医師にかかっている場合には、ウォーキングを始める前に
まずは担当医に相談します。
糖尿病に伴って目や腎臓、神経に合併症を起こしている場合には、
ウォーキングなどの運動が 体にとって大きな負担となる場合があるためです。
まずは検査を受けてから取り組むようにします。

インスリンなどの薬を常用している場合には、
医師にどれくらいの運動時間や強度が最適か、ということを確認します。
そして、ウォーキングの最中や後には十分な水分補給をするようにします。

ウォーキングには糖尿病の解消だけではなく、肥満の防止や解消も可能です。
ウォーキングをすることによって、食事として摂取したカロリーを
燃焼することができます。
特別にウォーキングという時間を設けることが難しいくらい忙しい方は、
買い物や通勤のときに少し速めに歩くことを心がけるだけでもかなり違ってきます。